フィギュアスケート過去記録

フィギュアスケートの国内大会の過去の記録を記述します

第9回冬季国体フィギュアスケート競技入賞者 1954年(昭和29年)

国民体育大会 第9回冬季大会 
◇冬季国体スケート競技
開催地:北海道札幌市 円山公園特設リンク
開催期間:1954年(昭和29年)1月28日~2月1日
☆この年から高校の部(現在の「少年の部」)開始。

 

フィギュアスケート
▽一般男子
(1) 小林正水(長野)188.5
(2) 久永勝一郎(東京)161.1
(3) 杉田秀男(東京)156.4
(4) 大橋和夫(東京)150.4
(5) 藤沢 存(神奈川)143.8
(6) 杉本修一(神奈川)142.8
(7) 徳江 洋(神奈川)137.5
(8) 吉川 寿(群馬)118.8

 

▽高校男子
(1) 西倉幸男(東京)57.16
(2) 岩永康典(神奈川)55.83
(3) 和田直蔵(神奈川)46.12
(4) 朽木 久(愛知)44.35
(5) 中村勝彦(神奈川)43.73
(6) 道家 豊(愛知)42.08
(7) 武田健治(愛知)42.04

 

▽一般女子
(1) 小林玲子(東京)181.7
(2) 饗庭奈々(東京)169.8
(3) 早崎節子(東京)150.8
(4) 白幡洋子(神奈川)121.9
(5) 大森芙利香(大阪)117.9
(6) 虫明百合(愛知)120.9
(7) 円羽 鈴(愛知)111.3
(8) 石野妙子(愛知)111.5

 

▽高校女子
(1) 鳥尾エミ(東京)60.84
(2) 久永敬子(東京)57.01
(3) 工藤久子(大阪)54.73
(4) 岩森とよ子(東京)53.94

※一般女子「(7) 円羽」は原文ママ(丹羽の間違い?)

 

▼久永勝一郎さんは元・日本スケート連盟会長。
▼杉田秀男さんはフィギュアスケート審判兼解説者。元・TBS社員。
▼大橋和夫さんはアイススケートリンクの施工管理会社パティネ商会創業者。日本スケート連盟理事、国際ジャッジ。娘の大橋美和子さんも元・フィギュアスケート選手。
▼朽木久さんは日本で初めて2A(ダブルアクセル)を跳んだ選手。中学まで野球をやっていたが肩を壊し、名古屋のスケートリンクで滑り始める。当時のリンクメイトが木下満知子さん(山田満知子コーチ)。のちにアメリカに渡りショースケーターになる。娘のナターシャ・クチキさんはペアのアメリカ代表(1991世界選手権3位)。
▼道家豊さんは男子シングル、アイスダンス、ペアでそれぞれ全日本選手権で表彰台に立った選手。大岩美恵子さんと組んで、日本選手ペアとして初めて世界選手権に出場。現在はフィギュアスケートコーチ。

▼小林正水さんは男子シングルとペアで全日本優勝した選手。現在、三笠宮杯アイスダンシング競技大会の大会会長に名を連ねる。

 

国民体育大会/各競技結果(上位入賞者)1946年~2010年(日本体育協会)

国民体育大会/過去大会の概要

※得点は現在の採点方法とは異なります。